Last Train ~すり減るソール~

 

 

はじめまして。まず最初に。

私は未だにKing & Princeの件を受けとめきれず今尚悲しくて時がとまったまま。

そんなときMade inを聴きながら物凄くLast Trainが心情を表しているなあと思い下手くそではありますが文字にしてみようとブログを書きました。自己満、いやそのときの想いを記録するためにも。

 

※(本人たちがこう訴えてる!)といった陰謀論エスパーではありません。

 

 

 

✓やりたい事やるにも心身疲労 すり減らすソールとこの魂

 

マジタをリリースするとき平野さんが"大人の人と戦った"と仰っていました。恐らくデビューから王子様路線で生き続けてきた彼らが王子様とは真逆のHIPHOPでいこうとした事を大人たちは良く思っていなかったのかな、と。海人くんもNamae Oshieteリリースしたとき「(ファンに)与えたいものと応えたいものがある。どちらも欠かせない」と言っていたり神宮寺さんも「路線変更ではなく路線拡大」と仰っていました。

恐らく"与えたいもの"はマジタやBeating heartsのような激しくかっこいいHIPHOP路線なもので"応えたいもの"はシンデレラガールやこいふるなどの王道王子様ソングだと思っていてそれを両方魅せることができてこそのグループになりたい(或いはなる)のかなと。でもマジタが思った以上に広まらずヒットしなくて数字重視なこの世界には辛いものがあった。平野さんが語った「一つの作品を完成させる大変さ」と「かなり削った」がその現実のシビアさを物語る。

 

 

✓足裏がstage my life

 

神宮寺さんのこのソロパートすっごい大好きなんだけど同士いない!?足裏が僕の人生だなんて神宮寺勇太にしか言えない、神宮寺勇太だから言える。なんでやめちゃうんだよ…………(鬱)

 

✓消えた発車標 祈る無理くりに 車輪beats 乗っけたいんだよこの周囲 発展と共にバッテンつく急に だが白線は超えぬようにまた注意 踏み込めばたちまち狂うこのチューニング町中に溢れる不協に激変

 

これはほんっとお前の脳内どうなってんの案件なんですがキンプリがずっと掲げていた"世界へ行く"に"みんな"(=+ファン)も在るならばファンも連れて世界へ行きたかった。武者修行もして世界で有名なBaby faceさんプロデュースのNamae Oshieteも獲得し準備万端だったはず………けれど世間はコロナ禍に入ってしまい海外どころか自粛を余儀なくされる。でも決して立ち止まる訳ではなく自分たちでダンスレッスンに励んでボイトレも惜しまなかった。そう、全てはジャニーさんと約束した「世界へ」を夢にみていたから………………。

でも現実はそううまくいかず中々コロナもおさまらず海外へ行くことさえもできなくなってしまった。だから平野くんは尊先でもあるKREVAさんに楽曲の提供をお願いした。世界へ"届く"ことを信じたのかなぁ…。

 

 

✓誰にかかってるの?もういいや自らを信じる事しかできないや

 

この岸くんのソロパートすっごい大好きなんだけど!?(大好きPart2)自らを信じる事しかできないって自担が歌うの早々無いですよね。そのあとの「街頭のない夜道を歩き出した」は恐らくひらのくんが思っていたほどにichibanが世の中(もしくは世界に)届かなかった。再生回数はとんでもない数字出していたけれどきっと満足する数字ではなかったのかな。

 

これは少し余談ですがひらのくんが24時間TVの時期に多忙すぎて逃げ出そうと思っていたって言ったのがもし"街頭のない夜道を歩き出した"(街頭のない=先が見えない道を歩いている)だとしたらそのあとの「後悔ないと思ってる ただいるならば」がものすっごく怖いんですよ。ただいるならばって「ただ居るだけで良い」ってポジティブ思考ではなく「ただいるならば」ってネガティブに聞こえちゃって。『この決断は後悔ないと思ってるよ、ただいるならばって』。ひらのくんは自分に自信がなくよく取材でもファンの人に何で好きかを聞いて回りたいと言っていました。思うように世界へ飛べずプロデュースしていただいた楽曲も予想以上に回らずそして何より夢が叶ったときいちばんに見てもらいたい人がこの世を去っている。

でもその時はまだこの業界を去る決意をしていないんですよね。それが恐らく

 

✓まっさらな感覚になって思いつく 儚いからこれで生きていく

 

に繋がるんかなぁと。いや、分からないけど!!!逃げ出そうとするほど追い込まれたひらのくんが何をキッカケにもう一度頑張ろうとエンジン掛けれたのかは分からない。けれど少しでも頑張ろうと踏み出す力があったんだ。少なくとも去年の彼には。

 

同じくらい神宮寺さんも作品作りの大変さをツキヨミのインタビューで語っていて伝えることの難しさや手に届けられる喜びも語っている。

 

 

 

 

 

 

Last Trainを聴きながら改めて思う。

 

 

 

 

King & Princeの5人が見せてくれる世界をもっと見たかった(泣)騒いでる姿見てばかだなって笑っていたかった(泣)どうして(泣)

 

 

きしひらが年齢を述べていたり神宮寺さんの誰一人欠かせたくない精神、凄くわかるんです。世の中的には若いよって思うかもしれないけどね。これからだよって思うよね。でも彼らにはそんな時間はなかったんだよね。悲しいな、虚しいな。ひらのくんがずっと言っていた「このメンバーで世界へ」見たかったよ。一部の方は勘違いしてるけど彼はひとり世界へ飛び立ちたい訳じゃないから。何度も言ってるんですよ、このメンバーでって。

 

 

 

 

 

 

話が逸れました。ここまで読んでくれた方がいたら盛大に泣きます。友達になれそうです。Last Trainまだ聴いたことなかったら是非聴いてみてくださいね。